2012年11月4日『第44号』日曜日
(快晴)
今日の作業
・小麦の唐箕(とうみ)処理
・そら豆苗の定植
・ほうれん草、青梗菜の播種
・茄子・胡瓜の片付けと支柱撤去
・奴頭と薩摩芋の収穫
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朝から夕方まで快晴の爽やかな一日。唯一独身でヒョウキン者の(お)さんが作業に参加し、久々にメンバー全員が揃いました。50の手習いとか言って留学中のところ、所用で帰省したのです。
午後のお茶時には、餅つきなどでお世話になっているTさんご夫婦がお見えになり、もろもろ話が一段と弾みました。
メインの作業は初夏に刈取って、10月に脱穀した小麦の唐箕処理です。唐箕とは収穫した穀物を脱穀した後、籾殻や藁屑を風によって選別する農具です。もちろん人力駆動です。選別した小麦は製粉しウドンなどを作ります。楽しみにしながら作業しました。
ところが作業途中、多くの麦粒に小さな黒点があることに気付きました。黒点のある麦粒は中がスカスカ。これでは製粉を断念するしかありません。残念無念。気が抜けてしまった。夏の暑さと保管方法に問題があったのでしょう。苦労が水の泡。何としても今後に活かさなければなりません。今年の小麦は、せめて栄養たっぷりの堆肥になってほしい。 (ひ)
2012年11月11日『第45号』日曜日
(小雨後曇り)
今日の作業
・サツマイモ収穫
・玉葱の定植
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今日は朝から一時小雨模様で(く)さんがファームに来て早出でサツマイモ掘りを始めたところへ(め)さんが応援に駆けつけ、その後みんなでサツマイモ掘りに参加しました。
今年のサツマイモは肥しをあげたこともあり、昨年より大き目のものがゴロゴロと土から出て来て収穫の喜びもありメンバーの顔がほころびました。
午後はサツマイモの収穫を終えた後に、玉葱を3畝程植えしました。
ところで先週「小麦の唐箕(とうみ)処理」を行いましたが、帰宅後にメンバーの(か)(め)(た)(く)さんが皮膚の痒みの病状が出て(た)(く)さんが病院に駆けつける事態になりました。
(し)は両腕に赤い斑点ができた程度で痒みは余り無く、(ひ)さん一人は何故か殆ど病状が出ないといい不可解なことが起きている。
小麦の中に虫はいっていて、唐箕の風で飛んで肌についた可能性があり原因がよく解っていません。
先日収穫した常陸秋そばは、小麦を保管していた同じ納屋に入れ乾燥中であるが、唐箕(とうみ)処理の際に小麦と同様なことが起きそうで心配である。 (し)
2012年11月18日『第46号』日曜日(晴れ)
今日の作業
・サツマイモ収穫
・定植 黄玉葱 赤玉葱
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「立冬」をとうに過ぎて、吹く風も「木枯らし」に変わり、枯葉が舞い、陽の温もりや陽だまりが恋しい季節になった。夏の間、世話になったテーブル(食事やコーヒーブレイクで皆が集う)の日除けのフライも今日から張るのを止めた。
夏野菜の畝の整理も終わり、大根、聖護院、キャベツ、白菜、レタス、葱等「ファーム」の作物もすっかり冬模様に変わった。
昨日の30ミリ近い本格的な雨で圃場の土が重く湿って作業に手間がかかったがそれでも、サツマイモの収穫、そして1回目の玉葱の定植を終えた。
「大掃除」、「忘年会」、「餅つき」の日程も決まり、一挙に年末のムードになった。(か)
2012年11月25日『第47号』日曜日
(晴れ)
今日の作業
・さつま芋の日干し乾燥&移動保管
・定植 黄玉葱 赤玉葱
・ホーレン草(日本ホーレン草、アトラス)の播種
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畑に着いたときは、霜が降りていました。日立にいると中々見られない風景です。毎回、亀作に来ると季節感を肌で感じます。予報では寒い一日となりそうと思って某メーカーの防寒肌着を着込んで行ったのですが、ポカポカ陽気で作業の度に汗が出るほどでした。
さつま芋の収穫後の納屋への保管はいつも心配でしたが、(ひ)さんが別宅へ保管しても良いと、快く引き受けてくれました。また、寒さ避けに(た)さんが毛布も準備してくれました。感謝。今年は量も多く、おいしい乾燥芋が出来そうです。A・Cエリア間の側溝のフタも通る度に不安でしたが、グレーチングにしました。メンバーの知恵を出し合って、安全最優先で亀作の野菜作りをしたいものです。(め)